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(2000.11.13)
■ブラシ等
たびかさなるトライでホールドの表面の粒子の間にチョークの粉が詰まるとフリクションが悪くなる事がある、これを取り除いて岩本来のフリクションを取り戻すためにおこなうのがブラッシング(クリーニング)だ。
スチールブラシは開拓時にホールドに詰まった土やコケを取り除くのには有効だが、普段使うと岩質によっては表面が本当に削れてしまう。
ほとんどの場合はブラッシングは歯ブラシ程度のもので十分と言える、なかには福島県アダタラエリアのように岩質が柔らかいためローカルルールとしてはっきりとスチールブラシの使用自粛を呼び掛けている岩場もあるから注意しよう。
何せ自分の見ていないところでは何人、何十人、何百人、何千人、何万人というボルダラーが日々ゴシゴシやっているんだから。ちなみに、スチールブラシはチョークどころか岩の表面の粒子まで一緒に磨いてしまうため大概の場合逆効果だったりもする。
■クラッシュパッド(ボルダリングマット)
使う人も使わない人もお互いにゆずり合って楽しくやろうや。
スポーツのごく一面のみを取り上げたウワッツラの安全論議を元に、「使う人=安全に留意する人=良い人」「使わない人=安全に留意しない人=悪い人」と言うような馬鹿馬鹿しいステレオタイプで相手を見る事のないようにしてほしいね。
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